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下関花いっぱい計画
平成12年にまちづくり団体である下関景観協議会が企画し、下関市の中心部である唐戸から竹崎町までの国道9号沿線の住民、企業に呼びかけ、花の植え付けを民間が主体となって毎年実施しているものです。
平成13年に「花の観光地づくり努力賞」、「下関市都市景観賞奨励賞」を受賞、平成14年には国土交通省・下関市と山口県で最初のボランティアロード協定を締結しました。そして、この通りを「海峡花通り」と命名し、現在では、多くの市民や観光客に親しまれています。
さらに、平成16年「道路維持功労賞」も受賞し、現在では80の団体や企業、住民約400人が参加し国道や市役所前広場等、公共性の高い場所を中心に春と秋に花の植え付け(花苗約13,000株)を行っています。さらに、市内中学校や大学へ活動が拡大するなど、その活動は地域を挙げた活動となっています。
事業の目的
◆官民協働の取組みの継続及び一体となった景観づくりの意識醸成
◆周辺と調和したうるおいのある良好な景観形成
◆地域住民・企業・行政による協働の管理体制の継続
下関景観協議会
下関の景観に配慮したまちづくりを行うため、市内の14のまちづくり団体に呼びかけ、平成6年に「下関景観協議会」として組織したのが始まりです。
各種景観シンポジウム、公園や道路ウオッチング、ワークショップを重ねながら「身近なところで、出来ることから行動しよう」と下関のまちを花いっぱいに飾りつけ、来関されたお客様や地元住民に環境と景観に配慮した綺麗なまちづくりを目指し、訪れて良く真に住み良いまちを創りだすため、市民参加型の新しいまちづくりのモデルケースとして『下関花いっぱい計画』を計画しました。
これを契機にこれまで欠けていた、行政、企業、市民が連携して行なうパートナーシップのまちづくりのケーススタディとして、「自分たちのまちは自分たちで創る」という意識改革を行なうと共に、点と点を線で結ぶ一つのモデル地区を創り出し、市民からも評価される新しいまちづくりのケーススタディとなることを目指しています。
主な構成団体・・・下関21世紀協会/下関商工会議所/下関商工会議所青年部/下関商工会議所女性会/下関青年会議所/山口県建築士会下関支部/山口県デザイン協会下関観光コンベンション協会/下関法人会青年部
(一財)下関21世紀協会
昭和63(1988)年、下関の活性化と発展を願い、地元住民・企業・行政等が出資し設立しました。行動するシンクタンクとして「小さな世界都市下関」を目指して各種の活動を実践し、下関市活性化の提言と実践を行ってきました。美しい街づくりとして「彫刻シンポジウム」を開催し、「下関市都市景観賞」を受賞し、また景観に配慮したまちづくりを行うため下関景観協議会を立上げ、景観シンポジウムや花いっぱい計画を実施。また循環型社会形成への試みとして平成14年「NPO環境みらい下関」を設立しました。
協会設立を機に開始した「海峡花火大会」は海峡を挟んだ門司側にも声をかけ、本年で関門連携20周年を迎え、今では関門連携の代名詞として市民に無くてはならない夏の風物詩となっています。また、地域財産の発掘として「誇り100選」シリーズ3部作を作成し高い評価を得ています。また景観法の制定を受け「ふるさとのまちムラ100景」等の制作にも取り組み、住民の景観への啓蒙にも取り組んでいます。合併し広域化した下関市は中山間地の活性化が今後の課題となっており、旧郡部の活性化にも積極的に取り組んでいます。
活動方針
わたくしたちは、下関の活性化と発展を願って、ひとの想いを結集し、海峡と歴史と文化を活かした海峡文化都市下関を創出するために、理念の形成と実践を通じて下関のまちづくりに積極的に参画し、文化の薫りに満ち、活力と魅力あふれる下関を目指して活動します。
事業展開
●まちづくりに関する情報・資料の収集および提供 ●まちづくりに関する調査・研究および提言 ●まちづくりに関する各種団体間の連結及び調整
●まちづくりに関するイベントなどの誘導 ●まちづくりに関する受託調査および研究
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海峡花通り~下関花いっぱい計画
主催:下関景観協議会 (事務局/一般財団法人下関21世紀協会) |
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